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プロフェッショナルから学ぶ「仕事の心」第7回:日本ユニシス実業団バドミントン部女子チームコーチ 平山優さんに聞く!世界に通用する人材の育成(2017年3月14日号)

2007年に結成された日本ユニシス実業団バドミントン部女子チーム。2016年リオ五輪では、高橋礼華・松友美佐紀ペアが金メダル、奥原希望選手が銅メダルを獲得という快挙を成しとげました。創設当時から4年間同チームの選手として活躍した後、2012年の引退後は女子チームのコーチに就任。日本ユニシスでの仕事もこなしつつ選手の育成に当たっている平山優さんに、世界に通用する人材育成の秘訣について話を聞きました。

コーチとして、選手一人ひとりの心に寄り添うように

―リオ五輪でのバドミントン部選手のご活躍おめでとうございます。女子チームは創設されてからわずか8年と聞いて驚きました。あっという間に、世界の頂点に立つ選手を輩出するほどの強豪チームに成長しましたね。

ありがとうございます。創設初年に日本リーグ3部優勝、2年目に2部優勝、3年目に1部優勝で2連覇を果たし、最速で日本一となり、2016年には世界の大舞台で活躍することができました。選手たちが、「自分たちでチームを作り上げていく」という意欲を持っていましたし、「世界を目指す」という目標を共有していたことは、チームとしての強みになっていたと思います。自由な風土の中で、選手一人ひとりが主体性を持って、ぶれない目標に向けてしっかりと歩んできました。