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仮想空間向けサービス「メタバース(Metaverse)」がもたらす未来に期待!
一人で仮想空間に参加するのであれば、単純にコンピューター相手にゲームに参加しているのと変わりがなく、そこにコミュニケーションは発生しません。現在提供されているゲームプラットフォームなどでは、100人が同時に1つの空間上に入り、プレーすることが可能であり、そこでコミュニケーションすることができます(FortniteのTravis Scottのコンサートでは、同時参加者が1230万人と報道されていますが、実際は、100人単位の小部屋にそれぞれライブストリーミングを実施したといわれています)。
このことをテレビ会議システムに当てはめると、約10年前は3拠点会議などで動画がカクカクしていましたが、今では100名同時接続できる技術進歩が当たり前に感じられます。しかし、Zoomも同時参加は100名までですので、今の限界値がここ。さらなる拡大に期待したいです。
そして、仮想空間の体験は、PCの画面越しからVR/ARデバイスの進化によって、さらに没入感のある体験が可能となりました。
VR/ARデバイスでは、Facebook OculusQuest2、HTC VIVE、MicrosoftHololens 2などがあり、映像チップセットの進化、コントローラーなしでのVRインターフェース利用可能など、没入感+操作性を兼ね備え始めています。ヘッドマウントディスプレイの重さや酔いに対しての懸念はあるものの、メタバースの世界へと導く手段の進化には、今後も期待が高まります。
こういった環境が整うことにより、その先にある姿。そして、インターネットの先といわれる所以は、『リアルとバーチャルの融合』に他なりません。